骨盤の動きは自分の想像よりもずっと大きなものです!
小さな体の動きがあなたの心身を整える10秒プチレッスン
前回のレッスンに続いて、自分で「骨盤」をいろいろな方向に動かします。
今月は自分の骨盤を片側ずつ持ち上げてみるというものです。
私たち人間の体はコインのように「おもて」と「うら」だけなのかというと、そんなことはありませんよね?そう、体の横の面のことです。
自身の普段気づきにくい、自身の体へのイメージが広がったとき、全身にどれだけ大き影響があると思いますか?足の裏から頭の先まで、何かがつながっている感覚に注意をはらってください。きっと新しい気づきがあるはずです!
レッスンを始める事前の準備
少し座面の固いのしっかりとした椅子を準備します。
(ソファーなどでは、このレッスンはうまくできません)
背もたれはあっても浅く座れば大丈夫!
それでは実際のレッスンの動画です。
動画を見たままに、シンプルに試しても良いです。
この先に書いてある文章を読んでから動画の動きをすると違う気づきがあるかもしれません。
自分の体の感覚で観察してみましょう
①お尻を椅子の上で、左右に揺らしてみましょう!
お尻のなかに「ゴリゴリ」と固い骨があることに気がついてください。
これを坐骨(ざこつ)といい、座り姿勢への気づきに大事な骨です!
最初に座った様子で、坐骨に体重を感じますか?
②自分の視線の高さ・頭の位置に注意を払います。
目の前に何が見えますか?
実際に自分の体で動いてみましょう
動画のように、片側の坐骨を床から持ち上げてみましょう。その時に、同じ側の足の裏全体でゆっくりと床をふんでみてください。
そうすると、坐骨を持ち上げる動きが軽くなることに気づくかもしれません。
床を押す力(床反力)が体の上の方へと何かのつながりを伝えています。そのときに、自分の体の側面であるわき腹・背中・肩・首へと自分のイメージの広がりに気づきながら、この動きを行ないます。
最後に左右を交互に行ないながら、床から押し上げる力の波のようなものが自分自身の体を・イメージをどんどん広げていく・・・まるで高く長く伸びあがっていくようにしてみてください。
もう一度観察してみましょう
さっきよりも自分の坐骨をクリアーに感じますか?
また、自身のあたまの高さや位置にどんな違いを感じるでしょう?
以上になります。
このレッスンはシリーズで紹介します。
なぜなら、いろんな視点から行なうと、全身のたくさんの動きへとどんどん広がっていくからです。フェルデンクライス・メソッドの代表的なレッスンのシリーズを利用しています。ぜひじっくり探ってみてくださいね!
10秒動画・そしてもっと本格的なフェルデンクライスのATMレッスンの動画もチャンネル内にあります。
ぜひ試してみてください!
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