赤ちゃんへレッスンをするようになったきっかけ

元々は理学療法士として、困難を抱えるお子さんへの療育へ携わりたいという思いが、胸の奥底にありました。

私のこの世界への思いの原点が「困っているひとの助けになる」ことだったからです。

療法士として10数年のキャリアを積んだのち、フェルデンクライス・メソッドについて学び始めると、子どもの成長・発達を考えるようになります。

すると、胸の奥底に埋もれていた療育への思いが強く呼びさまされてきました。

フェルデンクライス・メソッドの教師の公認を得るのと同時期に、墨田区の療育、武蔵野市での障がい者支援業務に携わり始めます。

実際に障がいのあるお子さんたちと多くの時間をともにする中で・・・。

あるときこんなことに気付きます。

「病気」「診断名」が付かないけど・・・赤ちゃんのことで心配を抱えたお母さんがいる!?

「小さなつまづき」への気づき。

検診を受けても、小児科を受信しても「様子をみましょう」と言われてしまうような、お母さんが不安に感じている赤ちゃんの体への小さな不安。

もちろん何事もなく元気に立ってある子も多いのです。
しかしその不安が解消されないままに、少し月齢を重ねると・・・「つまずき」はだんだん大きななってしまい、ついには療法士による療育を必要とされるようになってしまうことさえ起こります。

さらに、いつの間にか?歩けるようになったとしても、その中にも将来のお子さんの健康で、思った通りに運動できる体への成長を妨げる・・・そんな「小さなつまづき」が隠れています。

園や学校に入って気が付く、運動の苦手さや、体のトラブルはこの隠された「小さなつまずき」によることが多いのです。

まずお母さんが感じる「小さなつまずき」への不安をそのまま「様子見」にしないでほしいのです。

お母さんも支える。

私は、そういったお子さんの体の「小さなつまずき」について、お母さんが安心して助けを求められる存在の必要性を感じるようになりました。

しかも不安を聞いてもらう相談ではなく、現実的につまずきを解消するかかわりが求められていると思います。

だからお母さんに「小さなつまずき」に対して、簡単確実に実践出来ることを伝えするようになりました。

また、全ての赤ちゃんの成長に欠かせない、お母さん(養育者)の存在する価値についてもお話しします。

不安を取り除くだけでなく、自信を持ってほしいのです。

「あなたの存在とそのまなざしが、子どもの成長の助けになっている」そのことを伝えたいのです。

体≒脳の育ちから未来へ

世の中には赤ちゃんの知能を育てるための、手法やおもちゃなどは数多く存在します。
また母との関係を育てるためのマッサージなども存在します。

しかし、その土台となる赤ちゃんの体や動きを成長を助けるアイデアはそう多くはありません。

そもそも・・・

赤ちゃんはいつの間に勝手にハイハイして、立ち上がるわけではありません。
赤ちゃんが動きを成長させるには体験と環境と試行錯誤が必要です。
それは言いかえれば、体、刺激、受け入れてくれる養育者が必要だということになります。

そして赤ちゃんの脳≒知能を育てようと思うなら、まず体の動きを育てることが肝要です。

天才を育てるかどうかは分かりませんが・・・

赤ちゃんのころの体験がお子さんの将来をより健康で、自己肯定感をベースに生きることへの入り口をプレゼントすることができます。

これがお子さんの未来への可能性を育てるという、本当の意味での「知育」に違いないと私は思います。

いまでは・・・

「小さなつまずき」を持つ赤ちゃんだけでなく、この世に生まれた全ての命とそれをみつめる両親に、レッスンを経験して欲しいと思うようになっています。