この記事は「子どもの靴の選び方!」と
「子どもの靴の選び方!(2)」と合わせてお読みください。
■お子さんの成長に合わせたタイミングと靴の劣化によるタイミングがあります!
<お子さんの足の成長による買い替え>
分かりやすいのは、お子さんが靴をはいた状態でつま先を押してみることです。
そのときにつま先にすき間なくお子さんの指に触れるようなら「買い替えのタイミング」です。
何故かというと・・・
前回の記事で触れた下の写真のポーズ
この時に、くつは構造上ソール(靴底)に対してアッパー(上の部分)が短くなります。
そのためつま先に遊びがないと、指先が当たって痛くなってしまうのです。
だから、お子さんが足を痛がって靴をはくのを嫌がる前に買い替えてあげる必要があるのです!
<靴の劣化による買い替え>
これは2つのパターンがあります!
①靴ぞこが片減りしてきている場合
⇒早めに変えていかないとくつ自体が、ますます姿勢の崩れを助長します。
②くつ全体がグニャグニャと柔らかくなってきている場合
くつが土踏まずを支える構造は、インソール部分だけではありません!
かかとや靴の内側の壁(月型芯)に硬さがあって、踵骨・舟状骨を支えることも土踏まずを支える重要な構造です!
柔らかくなっていると、アーチを支えきれません。ぞくにいう「へたった」状態です。
これらを目安に買い替えのしておくと安心だと思います!
さらに、お下がりのくつが使えるのか?の判断も同じです。片減りしたり「へったって」いたら使わないようにしましょう~。
いかがでしょうか?
そして現在のくつの状況と、姿勢や運動などの身体の状況があっているか?
お子さんにとって今必要な発達の要素はなにか?これらをしっかりと知ることはお子さんの未来に役立ちます。
り:はーとは靴のこと、からだのことを含めてお子さんの身体の発達をトータルにサポートします。