この記事は「背中を伸ばすこと・丸めることと心身の健康」と合わせてご覧ください。
■全身の屈曲と伸展の発達に偏りがあると、でんぐり返しは
とたんに難しくなります。
・頭を床につけて転がろうとすると、背中から板のようにバタンと倒れる。
・仰向けで止まってしまう。
・途中まで転がれるけど、最後に立てない。

こんな様子を見かけたら、ここ何回かのブログでテーマになっている
「全身の屈曲と伸展の関係性」に偏りが隠されているのかもしれません。
そもそも、この身体を伸ばしたり・丸めたりする力は
歩き始めるよりずっと前の、それこそ出産の瞬間から
私たちヒトが学び続ける力です。
最初は原始反射、迷路性の反射などの影響を受けながら
そして、仰向け・うつぶせからのさまざまな動きのなかで
というように・・・
その中にどんなお子さんでも現れる、
得意な動き・経験の少ない動きの「偏り」
伸びることがとっても好き≒得意
ジャンプ、トランポリンなんか大好物(笑)
床に転がって遊ぶのが好き
しがみついたり、よじ登るのも好き
これはでんぐり返しに限らず、どんな運動でも同じなのですが・・・
お子さんにとって得意なことを知る。
運動に必要な必要な要素を見極め、それをサポートする。
でんぐり返しでは、身体の屈曲・伸展のバランスをとっていく方向に
遊びを発展させていくわけです!
それは今までのブログでの話と同じく
お子さんの内面の安定を成熟させていくことと同じなのかもしれません。
ここまで全身の屈曲・伸展の話しだったのですが、せっかくでんぐり返しに
話しが及んだので・・・
この動きに必要な要素を、次回もう少し紹介していきたいと思います。
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理学療法士 / シェルハブ・メソッド&フェルデンクライス公認指導者
理学療法士として25年、整形外科から小児療育まで幅広い臨床経験を持つ。国内でも数少ない「シェルハブ・メソッド」と「フェルデンクライス・メソッド」の両国際資格を有し、新生児から大人まで、あらゆる世代の「動きの質」を向上させる専門家。
動きの質を向上することで、姿勢改善・痛みなどの軽減・運動の能力の発達・向上をめざす。
2013年より東京・築地の「フェルデンクライス東京スタジオ り:はーと」を拠点に、子どもの発達支援や成人の身体能力向上に従事。また、専門家のための学び舎「赤ちゃん博士たちの学び舎」を主宰し、次世代の育成にも力を注いでいる。
