この記事は「姿勢と動きでストレスを和らげる」と同時にお読みください。
■人間は出来る限り「自分で自分を癒そう」とします。
まずはこの写真を見て、この男の子がどんな感情を持っているように感じるでしょう?
また、どんな表情をしているとイメージされますか?
次にこの写真をごらんください。やはりどのように感じますか?
また、どんな表情をしているようにイメージされるでしょう?
一概には言い切れないとは思うのですが・・・
1枚目の写真からは・・・
喜び、笑顔、興奮といった「快の感情」が読み取りやすいと思います。
この写真は身体を伸ばす=伸筋優位な姿勢です。
2枚目の写真からは・・・
寂しさ、不安、悲しさ、沈んだ顔といった「負の感情」のイメージが
思い浮かびやすいと思います。
この写真は身体を丸める=屈筋優位な姿勢です。
これらは、感情がある特徴的な姿勢を形作るという例ですが
フェルデンクライスでは・・・
逆に姿勢が感情にも影響するのではないか?と考えます。
例えば・・・
自分の心身の緊張状態を「自分でいやす」試みを無意識でするのです!
ですが、自分で自分を癒すことが出来なくなると心身の緊張が
ストレスの症状となって体にもこころにも表れるのです。
だから、フェルデンクライスには
この屈筋と伸筋のバランを整える働きのあるレッスンがたくさんあります。
自分自身にとって快適なこれらのバランスを見つけて
心身の緊張から解放されてみませんか?