■実際にスタジオで聞いた、とある少年のこころの叫びです・・・。
そしてもっと過激に言葉は続きます。
「あいつら俺のことなんて何にも分かってないんだ」
「俺の言うことを信じてないんだ」
と・・・。
ここからはたなかの推論なのですが、
きっと体育の先生には「運動が苦手だった」体験がないのでは
ないかと思うのです。
基本的には運動が好きで得意だった方が大きくなり、
体育大学などを卒業して教員免許をとることが多いのでは
ないでしょうか?
全員だとは思わないのですが、
「思った通り動けない」子どもの気持ちはなかなか理解しがたいのでは
ないでしょうか?
何やってるの?⇒(何でこんなことが出来ないの?)
ほら、もっと頑張って!⇒(頑張らないと出来るようにならないぞ)
内なる疑念は子どもたちに伝わってしまうのです。
そうして貴重な運動の機会からますます遠ざかってしまうことを
たなかは悲しく思います。
フェルデンクライスの教師としてたなかがお子さんと関わるときに
いつも大事にしているのは
「主導権はお子さん自身にある」ということです。
その日にする遊びも、その日その瞬間のお子さんの興味と、お互いの合意で決まり
そこから展開していきます。
主体的に参加するこの1時間のレッスンは
お子さんに運動への、自分自身への自信をもたらすのです!
体育の授業が苦手、運動が苦手と思っているお子さんを
お持ちのご両親は、これからの時期の変化を見逃さずにないようにしてほしいです。
何か相談したいことがあればお気軽にご連絡頂ければと思います。