「人間」というもっとも身近にある「複雑系」→フェルデンクライスの科学(後編)

「ヒトの可能性」を信じることがフェルデンくクライスでは一番大切なのかもしれません。

前編で紹介したように「複雑系」であるヒトに関わるために
フェルデンクライスの教師のたなかはこんな風にレッスンをとらえています。
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■毎回あなたは違う人であると思って触れる。(初期値鋭敏性)

→あなたという存在は日々変化していて、何か一つでも違うことがあれば「全く違う」あなたかもしれません。

■原因と結果を直線的に考えない(非線形性)

→もし下の図のような「あなたというシステム」があったとしたら・・・システム1
試しに今までに経験したことのない「何か」を1つ投げかけてみます。
すると「あなたというシステム」全体は今までと違うことをするようになります。

システム2

■新しい秩序も発見や気づきも「あなた自身の中」にある(自己組織化・創発)

→教師が教えるのではなく、変化はあなた自身の中に浮かび上がる。
そして新しい自分に自ら気がつき、変化する。
結晶
水の分子が美しい氷の結晶を形作るように!
全てに言えることは・・・これらの出来事は常にレッスンを受けているあなた自身の中に起こっていることです。
だからフェルデンクライスの教師として、たなかは「ヒトの可能性」をつねに信じています

マッサージや整体などのように「誰かに変えられる」ことに不安を感じている方

時間がたつとすぐに元通りで、根本的に変わっていかないなと感じている方

ぜひ一度、人間の変化の可能性に真摯に向き合うフェルデンクライス・メソッドのレッスンをこちらよりお申込みください。