手首に負担をかけやすい身体の動き
多くの場合、全身の使い方や姿勢との関係に原因があります。
自分の後ろ側で背中や肩甲骨がどうやって動いているか知っていますか?
自分の手が物を持ったり、何かをつかんでいるときに
背中や肩甲骨が動かない
肩甲骨やその周囲が重さを支えられない
そんな時に・・・自分の手首には強い負荷がかかります。
すると、腕から手にかけて「屈筋」を強く働かすことを余儀なくされるのです。
その結果、手首は前回のブログの写真に掲載したように
手首が小指側に傾いていくのです。
この状態が手首の健康を保てないのは・・・
手首の小指のつけ根に軟骨(三角骨組織軟骨複合体)があること
これが挟まって炎症が起きます。
握るときに力が入りやすい反面とくに指先だけを握る筋肉に力が入ってしまいます。
腕の屈筋側・伸筋側にも負担がかかるということです。
同時に、腱を支える腱鞘(けんしょう)にも負担がかかり炎症が起きます。
どんなに腕をもんでも、冷やしても、固定しても
痛みを繰り返す人に体の使い方を考えて欲しいのは
痛みを繰り返さないために日常で気を付けたり、自分でできる運動があるということです。
次回その運動を動画で紹介します!