靴下をはけない子どもたちと体から見た原因

■体にも注目して見てあげてください!

 
「靴下がはけない」・・・お子さんについて、そんな悩みをお持ちのご両親・保育関係の皆さまに。
 
座って両手を出す
 
手順を覚えたり、模倣(まね)をしたりといった認知面や
手先の動きなども重要ですが・・・
「全身でその動作をできる準備が整っているか」
これも、とても大事な要素です!
最近、お子さんの保育に関わる方とお話ししていて、こんな話しを聞きました。
 
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今まで、心理や動作の発達に関してはいろいろと聞いて来たけど・・・
「体」や「動き」の発達がこんなにも、日常の活動に影響しているとは思わなかった。
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というのです。
例えば、今回は「靴下がはけない」お子さんの例でお話しします。
 
靴下をはこうとして四苦八苦しているときに・・・
何でこの子はいつも靴下を片手ではくのだろう?と、こんなことを考えたことはありませんか?
 
Happy asian boy sitting
 

床に座っていると、両手を自然に前に出しておけない。

   いつも片手で靴下をはき、反対の手は後ろで床についている・

床に座っていると、体が後ろに下がってしまう。

床に座るのを嫌がって、立って脱ぎ着しようとする。

手先にとっても力が入っていて、上手に手先につかっていない。

ピンチ(親指と人差し指で挟む)だけで他の指使っていない。

 

こんな場合には、靴下を座ってはくための全身の準備が整っていない可能性があります。

 
つまり、靴下を見せてはき方を説明したり、両手を引っ張て来て
「横着しないで両手でやるの!!」
と言っても、お子さんは靴下をはくことは上手にならないでしょう。
 
この場合に考えてあげないといけないのは・・・

「床に座って、両手を自由にするための準備」です!

このことは、あぐら、長座位(足を投げ出して座る)、割座などなどの座り方の特性のことです。
また、今後増えるであろう「体育すわり」とも深くかかわってきます。
 
具体的には「股関節」の動きの発達と深く結びついています。
 
次回の記事では、靴下はきに深くかかわる座り方と股関節の動きの分化についてお話しします。
 
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