運動は苦手…そう感じている子にこそ!心身の発達をサポートします。

運動や発達に不安のある子ども向けのフェルデンクライスレッスンでは、それぞれの年代で生じる困難さ、お母さんが感じる悩みや不安を伺いながら、その子の気持ちに合わせたプログラムをオーダーメイドで行ないます。

「り:はーと」のレッスンは一般の体操教室と違い、お一人お一人にあったプログラムのため、どのお子様も、自分のペースで体験を積み重ね、成長することができます。お子さんの身体に必要な動きを見極め、遊びの中でお子さんの自尊心を養うことで自信を持たせ、行動の変化を促します。

子ども向けレッスンの一例

様々な体験に取り組む自信を持つことで、
可能性を拡げます

姿勢を整え、しっかりと動ける
体と心を育てます

り:はーとの子ども向けレッスンの特長

り:はーとが行うレッスンはフェルデンクライス・メソッドをベースとしています。そのため、通常の療育によく見られるルールや手順を憶えるといったものとは、はっきりと違います。

Check point!

①自主性を重んじ、好奇心や遊びの中から、脳の持つ学習する力に働きかけ、「自ら学ぶ力」を導き出します。

大事なことは本来の赤ちゃんや子どもの学びは、好奇心と遊びの中にあるということです。
お子さんの興味に結びつく遊びや動きを利用して、お子さんの身体的・知的の成長の可能性に高めることを目指しながら、将来「周りの人・世界と関わって生きていくための力」を養うサポートをおこないます。

Check point!

②お母さん、お父さんの不安や悩みに寄り添います。

また、人と関わる力の向上と新しい遊ぶに挑戦する土台の確保のため、基本「保護者同席」のもとでレッスンをおこないます。(年齢によって分離する必要がある場合には相談いたします)
同時にお母さん・保護者の方の不安や悩みの解消へ向けサポートいたします。

子ども向けレッスンでよくあるご相談

子どもの姿勢の悪さ・体幹の弱さに対して必要なのは筋トレではない、ではどんな学習なのか?

運動が極端に苦手≒DCD「発達性協調運動障害」に対してなぜり:はーとのレッスンが役立つのか?

レッスンの様子

り:はーとのレッスンに毎回固定された「プログラム」はありません。お子さん自身のそのときどきに関心のあること・興味を持っていることに基づいて「学び」を導き出すようにその日のテーマを決定 していきます。

①最初はお話から

お母さん、またはお話しできるならお子さんと「最近どんなことをして遊ぶのか?園や学校ではどんなことをしているのか?」「今日何をしたいか」についてお話をします。

②内容の選択と決定

お子さんとの合意形成の中でその日に行う遊びや動きを教師が提案していきます。提案は教師がしますが、決定はお子さんにゆだねられます。

③お子さんの学びをサポートします

その場に合った「最小限」のサポートによって、お子さんが「自分で出来た!もっと出来るかも」と自分に自信を感じる……そんな遊びの時間を導き出します。

このときに教師は

「身体運動の質的発達」
「感覚間の統合」
「調整能力の向上」
「身体と空間の認知」
「他者への関わりの変化」

などの変化の可能性を見て、それらが次のステップに向かう身体的・心理的なサポートをします 。

お子さんの体の動きの学びを、直接のタッチによって引き出すこともあります。このときのタッチはフェルデンクライスの個人レッスン(FI=機能の統合)に基づいた、とてもやさしく・安全なものです。

④お子さんにとっての集中

自分で出来た=自己効力感や、もっと出来るかも=未来への期待を感じているとき、お子さんは本当に素晴らしい集中力を発揮します。多くの場合、この集中は本人が満足するまで失われることなく持続します。 教師はこの本当の集中でチャレンジを繰り返しているときには水を差しません。この時間はお子さんにとってどんなに⾧くても全て「今」この一瞬です。まさに学びの可能性を生み出すレッスンで一番大事な時間です。

⑤次のステップ、新しい展開

教師はお子さんが課題に満足した瞬間、飽きた瞬間につねに注意を払っています。 この瞬間だけが、お子さんの遊びを「切りかえ」するチャンスです。 このとき教師は、今のお子さんの力がより高まり発展するように、遊びの次のステップや新しい展開を提示します。

⑥のお子さんの自己決定に戻り、②~⑥を繰り返します。

⑦レッスンのまとめ

最後に今日のレッスンの中で起きた、お子さんの行動に秘められた本当の意味・気持ち、これからの可能性についてお話します。
また、お母さんの感じる不安や疑問があれば積極的に伝えて頂き、解決につながるお話をさせていただければと考えております。

お願いする自主トレーニングがあれば、このタイミングで確認します。

レッスンまでの流れ

お問い合わせ

お電話またはお問合せフォームからご連絡ください。
レッスンに関する詳細をお伝えするとともに、

「うちの子どもは対象になるか?」
「どんなことをするのか?」

などなどのお母さんの疑問や不安について、出来る限りお答えいたします。

また、お母さんがお子さんに抱いている不安や心配事に関しては「お子さんの目の前」で話さない方が良いと考えています。
そのため、レッスン当日前までにお伺いするようにしています。

初回レッスン

事前のインタビューを通じて得た情報をもとにしつつ、当日はお子さんを主体に置き希望や関心、やりたいことを聞きながら現状のお力を確認させて頂きます。 そして、お子さんとご両親に実際のレッスンを体験・見学して頂きます。
このとき同時に、今後の見通しや可能性とそれに見合ったコースの選択についてお話しいたします。

※レッスン前に同意書の説明・署名をお願いしております。

レッスン

初回レッスンにてお伺いしました内容に合わせて、レッスンをおこないます。
具体的な目標がはっきりしているケースでは、全10回5が月のベーシックコースをおすすめしています。ベーシックコース以上の頻度で集中してレッスンを受けたい場合には、1レッスンごとに追加することもできます。

保護者の皆様の感想

初めてのレッスンから身体の動きが向上したのを感じました。(5歳・男 の子)

子どもの体の使い方が上達したのを、公園遊びや、体育の授業、休み時間のすご し方でも感じます。自分の体を思ったとおりに動かせることが何よりもうれしいよう で、レッスンの後はとびきりの笑顔になります。田中先生は、落ち着きがない息子 にもあたたかく接してくださるので「また来たい」「もっと行きたい」と思っています。 的確に、楽しく教えていただけるので子どもが明るくなったように感じます。

視機能、視覚過敏に関しては、こちらに通いはじめてから本当に改善し たと思います。(14歳 男の子)

感情のコントロールが難しく、気分がのらない事も多い中、本人の意志を優先し てメニューを組んでくださるので、続けて通う事ができていると思います。 体の姿勢、手や足の使い方、目でみたものと体の対応など、今まで何が不自由 だったのか、親ではわからなかった事を、ひとつひとつ改善して下さりました。本人もできるようになると嬉しいようです。それが持続できればいいのですが…。

身体がしっかり支えられるようになりました。(8歳 女の子)

うちの子は初めての環境は緊張することが多いので、連れて行く前は、『折角連れて行っても気分が乗らなかったら何もできずに終わるかも…』と少し心配していましたが、先生が優しく、やりたい活動から始めて下さったのもあり、割と直ぐ に先生と打ち解けることができていて安心しました。 レッスン内容は、まずは体の動かし方を見て、子どもの不器用の根本にアプロー チする動きや活動を楽しくいっしょにしていく、と言った感じで、トレーニングのような感じでは無く、やりたい活動をしながら、その中に子どもに必要な動きをさりげなく混ぜていく、と言った感じで、飽きることなく、楽しそうな様子でした。

ご両親のお子さんの「今」と将来に関するさまざまな不安をともに考え、
輝く未来へとつなぐお手伝いをさせていただきます。