フェルデンクライスから見たこころとからだの調和 (1)

からだとこころはお互いに作用する

快活で自由な青空のような気持ちも、かたよったり何かに強くこだわる感情も
からだに常に何らかの影響を与えています。

そして、じつはこれには反対のことも言えます。
shake 何にも違和感のない自由なからだも、不必要な努力によってこわばる身体も
こころに何らかの影響を与えているのです。

「負の感情はすべて屈曲として現れる」

フェルデンクライス博士はその著書「Body and mature behavior」のなかで
このように述べています。
疲れた②

怒り・恐怖・不安やそれらによって感じるストレスは、屈筋・・・つまり手足を曲げ
体を丸める方向に姿勢を変化させます。
呼吸はどうなるでしょう?
丸められた身体、そして緊張した交感神経によって浅くて速いものになります。
あごを動かす≒かむのはやはり屈筋の作用なので、いつの間にか奥歯を
噛みしめたり、首や目も動きにくくなっていくのです。

バランスのとれた体に
バランスの取れたこころが宿る

からだの前側と後ろ側の緊張を整えるレッスンがフェルデンクライスの中には
たくさんあります。それはほかの体操のように良い「一点」をめざして
調整しているわけではありません。

空それ以上に「どちらにも行ける自由」を
このメソッドはとても大事にしています。

そんなからだの自由は、同時にこころの自由も生み出すのです!
フェルデンクライスの考える「自由」はまた次回お話ししたいと思います。

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