からだとこころはお互いに作用する
快活で自由な青空のような気持ちも、かたよったり何かに強くこだわる感情も
からだに常に何らかの影響を与えています。
そして、じつはこれには反対のことも言えます。
何にも違和感のない自由なからだも、不必要な努力によってこわばる身体も
こころに何らかの影響を与えているのです。
「負の感情はすべて屈曲として現れる」
フェルデンクライス博士はその著書「Body and mature behavior」のなかで
このように述べています。

怒り・恐怖・不安やそれらによって感じるストレスは、屈筋・・・つまり手足を曲げ
体を丸める方向に姿勢を変化させます。
呼吸はどうなるでしょう?
丸められた身体、そして緊張した交感神経によって浅くて速いものになります。
あごを動かす≒かむのはやはり屈筋の作用なので、いつの間にか奥歯を
噛みしめたり、首や目も動きにくくなっていくのです。
バランスのとれた体に
バランスの取れたこころが宿る
からだの前側と後ろ側の緊張を整えるレッスンがフェルデンクライスの中には
たくさんあります。それはほかの体操のように良い「一点」をめざして
調整しているわけではありません。
それ以上に「どちらにも行ける自由」を
このメソッドはとても大事にしています。
そんなからだの自由は、同時にこころの自由も生み出すのです!
フェルデンクライスの考える「自由」はまた次回お話ししたいと思います。
フェルデンクライスのレッスンは本当に楽に受け
変化を実感することが出来ます。
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理学療法士 / シェルハブ・メソッド&フェルデンクライス公認指導者
理学療法士として25年、整形外科から小児療育まで幅広い臨床経験を持つ。国内でも数少ない「シェルハブ・メソッド」と「フェルデンクライス・メソッド」の両国際資格を有し、新生児から大人まで、あらゆる世代の「動きの質」を向上させる専門家。
動きの質を向上することで、姿勢改善・痛みなどの軽減・運動の能力の発達・向上をめざす。
2013年より東京・築地の「フェルデンクライス東京スタジオ り:はーと」を拠点に、子どもの発達支援や成人の身体能力向上に従事。また、専門家のための学び舎「赤ちゃん博士たちの学び舎」を主宰し、次世代の育成にも力を注いでいる。
