最近はご紹介の縁でご来店いただくお客さまが増えて
本当に感謝の気持ちにたえません。
今回の記事もご紹介でスタジオにいらっしゃったお客さまとの話から・・・。
レーザーや薬、漢方など様々な治療を受けてもなかなか改善しない
強い鼻閉感にお悩みのお客さま。
フェルデンクライス用のテーブル(ベッド)に横になって、
じっくりと自分の呼吸の様子に注意を払ってもらい・・・
教師のたなかもその動きを眺めてみます。すると、
鼻をすすったり、鼻腔のせまーい(ピーっていう感じでしょうか?)音が続きます。
そして、同時にこちらのお客さん・・・
必ず口を意識的につむって鼻で呼吸をしようとしていることに気がつきました。
「何で口をそんなに閉じているのですか?」
「苦しくないんですか?」
すると、以前に鼻で呼吸をした方が良いと聞いたんです、
という返事が返ってきました。
努力して行なう呼吸や、上の写真のように「鼻をすする」動きは
繰り返し続けると全身の姿勢に強い影響をもたらしていると思われます!
この日のレッスンでは、鼻で・口で・胸で・お腹で・・・自分の全身で
息を吸ったり吐いたりする体験にチャレンジしてもらいました。
姿勢全体もとっても個性的な方で、
その日の体験が新しい習慣に結び付くまでには少し時間がかかる印象を持ちました。
でも鼻は急に変わらずとも、呼吸そのものは楽にできるようになると感じています。
それにしても・・・
一般的に言われていることが自分に合っているのか?
正しいやり方は一つなのか?
(そもそも正しいやり方というものが存在するのか?)
フェルデンクライスの教師としては、メディアや周りの情報にも耳を傾けつつも
とにかく、「自分の感覚」で自分に合っているのかを
感じ取れるようになって欲しいなと思います!
り:はーとでのフェルデンクライスのレッスンでは、
とくに「自分が何を感じているのか」に気がつく力を高めることに時間を費やします。
そのことが、少し時間がかかっても
姿勢や呼吸、そして思考、感情などの
自分自身を本当の意味で変えるためにとても重要なのです!
フェルデンクライス・メソッドの効果や内容については下記をご覧ください。
フェルデンクライスとは?
フェルデンクライスの効果は?(これに関するブログ記事)