そもそも筋緊張ってなに?赤ちゃんの体が硬い・柔らかいということ(1/4)

体が硬い・柔らかいことを表現する「筋緊張」について

2021年8月15日追記

■「筋緊張」は病気を示すものではありません。

赤ちゃんの体を硬く感じたり、柔らかく感じたり。いつも赤ちゃんの体に触っていて・・・あれっと感じることはありませんか?ネットで「赤ちゃんの体が硬い」「赤ちゃんの体が柔らかい」とか調べてみると・・・「筋緊張」という言葉が出てきます。これは何かの病気なのかな ?


そんな不安を持つのお母さん方のために、体の硬さ~柔らかさとは一体何なのか?
そして、どんな対処法があるのかについてお話ししていきたいと思います。

■それでは「筋緊張」ってなんだろう?

これからテスト受けるって緊張する・・・その「緊張」とちょっと違います。
そもそも、筋緊張は身体の重さ≒重力に対して「筋の長さ」を整えて、いつでも筋肉が働くように保つ脳と筋肉の仕組みのことです。
簡単に言えば「筋肉の張り具合」です。

筋肉はゴムのようなものなので、ちょうど良い長さでないと力を発揮しずらいから。

「高さ⇔低さ」(空間的)、そして「維持できる時間が長い⇔短い」(時間的)の要素を持っています。
これも平たく言うと、高い≒張っている。低い≒フニャフニャしている、です。

■「正常」ってじつは幅広い!

もともと筋緊張はひとりひとり違います。
つまり「正常」の中に高めの人~低めの人が存在するんです。

体の柔らかい人、硬い人はこうやって生じるわけです(関節の硬さの個性も影響します)この基本の筋緊張のところは、たぶん一生涯そんなに変わらないのではないかと田中は感じています。(下記の要素・加齢による変化はもちろんありますが)
それでは「硬い」「柔らかい」はずっと変わらないのか・・・?
それも、そうは思いません。理由は続きのブログ記事で書きます。

どうして体の硬さは変わるのか?赤ちゃんの体が硬い・柔らかいということ(2/4)

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