運動会に体力テストと・・・運動の苦手なお子さんには苦労の多い時期なんです!
スタジオでのレッスンでも「今日は何をしたい?」って聞くと、「速く走る練習をしたい」とか「ハンドボール投げ」などなど・・・具体的な種目の希望がしょっちゅう聞かれます。最近あるお子さんから、「反復横跳び」の相談を受けました。
このお子さんに必要な運動発達のテーマには「剛性」というものがあります。
それは「緊張を高めて維持する」力のことです。
ここで大切なのは・・・同時に「力を入れられること」を自覚できて欲しいんです。
この「剛性」の体験のために「綱引き」や「おしくらまんじゅう」をして遊んだ後はしっかりと反復横跳びが速くなっていました! と同時に・・・そのあとのペンの使い方チェックで「しっかり消しゴムで消せている!」とお母さんが気づきました。
そう、消しゴムで字を消す時にも「力を入れて」いますよね?
だから、反復横跳びと消しゴムの使い方が同時にうまくなったのです。
こういった具体的なタスクが問題になる場合・・・。学校の授業や、普通の運動教室では種目の「スキル」に焦点を当てます。つまり「やり方」です。運動が普通に出来るお子さんはこれで、何とかうまくなっていきます。
一方で、「やり方」の土台にある、運動発達的な要素に苦手あるお子さんがいます。こういったお子さんはその土台の要素に関わらないとどうしても上手くできません。だから、り:はーとでは・・・
お子さんの土台になる発達、それ自体に興味を持ちます。
すると、特定の種目だけでなくお子さんやご両親が日々困っていることが自然に楽になっているのです。
芋づる式も良いですよね!
体力テスト・運動会などで悩んでいるお子さんのことを心配している
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