赤ちゃんの感情の発達に必要なものは?

■感情は生まれて時から当たり前に持っているものではない

 
それでは、感情とか情動といわれる私たちの中で起こっている心の変化
これらはいったいどうやって生まれ、育つのでしょうか?
 
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ブリッジス(Bridges, K. M. B.)による「情緒の分化」によれば
新生児が初めて持つ感情は「不快」と「快」と言われています。
まず、生まれたばかりの赤ちゃんは身体的感覚に対して「不快」を感じます。
そしてお母さんがこの不快感を、くりかえし取り除いてくれる中で「快」に気づくのです。
そんな原始的な感情のめばえから始まって・・・
その後の怒り・嫌悪・愛情・喜びといった感情の広がりを
鏡になるお母さん(もしくは同様の養育者)の反応を見て得るのです。
 
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赤ちゃんはお母さん(養育者)をいつも見ています。
何を見ているのかというと・・・
お子さん自身が表情や何かの行為によって、お母さんに働きかけたとき
いったいどんな反応を返してくれるのか?
ということです。
この繰り返しが感情やこころの動きを生み出すのです。
つまり一人だけではこの感情の動きや、反応のキャッチボールは生まれないのです。
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り:はーとでは身体的な発達と合わせて起こる、感情や知的な発達にも同時に焦点を当ててサポートを行ないます。

というよりも・・・既存の療育法との違いは「身体の発達」を軸に感情や思考の発達を促すということです。

フェルデンクライス・メソッド的な発想では
「脳」と「身体」、「感覚」「感情」「思考」・・・それに伴って起こる「行動」
これらは全て分けられず、同時に変化していきます!
さまざまな発達支援の手法が考案されて実行されていますが、
多分「行動」だけを学習するのは難しいはず・・・

発達のサポートもまず体から!

り:はーとの発達支援に興味をお持ちの方はこちらのフォームより体験レッスンをお申込みください。

赤ちゃんの体運動発達サポート動画版