シェルハブ・メソッドとは?東京で唯一のシェルハブ・メソッド常設レッスン「り:はーと」


シェルハブ・メソッドとは?

シェルハブ・メソッドは世界28か国で実践されている、赤ちゃんの成長と母親を支えるための新しい育児の手法です。

赤ちゃんの動き・好奇心・遊びの中から、脳の持つ学習する力に働きかけて「自ら学ぶ力」を導き出します。このメソッドは動くこと、食べること、そして学ぶこと・・・赤ちゃんの成長・発達に関心を持つご両親、そして成長を望む全ての赤ちゃんに具体的なサポートを提供します。

対象者は?

病気や障害の有無を問わず、すこやかな発達を望む全ての赤ちゃん・ご両親を対象とします。このメソッドは何らかの疾病を治療するためのものではなく、赤ちゃんの持つ可能性を引き出すものです。

どんな効果がありますか?

①赤ちゃんの運動発達を促します。

運動する力の発達は「脳」の発達ということもできます。とくにこの時期の赤ちゃんの運動発達は「知的な発達」や「自己の発達」へ大きな影響をもたらします。

②赤ちゃんの「学ぶ力」を育てます。

教師は決まった方法や答えではなく、経験と試行錯誤の機会を提供します。赤ちゃんはそれによって、「自ら学ぶ力」を身につけます。

③赤ちゃんの自己イメージを養います。

タッチによって「体の地図」≒ボディイメージを、そして「出来たの経験」で自分自身の肯定感を育てます。それはやがて、自信を持って生きていく道しるべである「自己イメージ」の成長へのつながります。

④ご両親に観察する目と子育てへの自信を与えます。

ご両親に実際のレッスンを通じて「お子さんの小さな変化に気がつく」、「待つ」、「肯定的である」が、いかに赤ちゃんの成長を後押しするのかをお伝えします。教師とともにその視点を経験することで、ご両親は自身の子どものために向けるまなざしが、実は本当の意味の子育てになっていることに気がつくでしょう。それは今後の子育てへの大きな自信へとつながるはずです。

誰が作りましたか?

このメソッドはモーシェ・フェルデンクライス博士の高弟であるハバ・シェルハブ博士によって開発されました。

シェルハブ・メソッドとフェルデンクライス・メソッドの関係

フェルデンクライス・メソッドは本来、対象や年齢を限定せず、変化を願う全ての人間の成熟を目的としたボディワークの一種です。フェルデンクライス博士は当時より障害を持った子供へのレッスンを多数行なっていました。

それに対して、開発者のハバ・シェルハブ博士はこのメソッドを、成長のプロセスに教師同様、親が一緒に関われるよう、そして親をも支えるように発展させました。シェルハブ・メソッドはフェルデンクライスの基本的な考え方・関わり方の大きな影響を受けつつ、それを「赤ちゃんの頃の健やかな発達が、その後の人生を豊かにする」ことへと応用しました。とくに、赤ちゃんの発達における「母・父(もしくは養育者)との関係」に深く着目しています。

シェルハブ・メソッドの教師は、フェルデンクライス・メソッドにはない、多くの子どもに関する知識をもち、母子とともにレッスンを行なうことができます。また、複数の親子を対象としたグループレッスンを行なうことができます。

日本国内で実践されるシェルハブ・メソッド

国内へはフェルデンクライスの教師であった高尾明子さんらが導入しました。シェルハブ・メソッドの明確で具体的は赤ちゃん・お母さんへのサポートは、病院や保健所、療育といった既存のサービスでは得られない画期的なものです。そのため、とくに日本では子育て・児童支援に関わる多く支援者たち、保育士・保健師・助産師・子育て支援NPO関係者・臨床発達心理士・理学療法士・作業療法士などに広がりを見せており、今後も大きな発展が見込まれています。

また現在島根県松江にてハバ博士をはじめとした講師陣を招聘して「シェルハブ・メソッド指導者講習」の第3期目が開催されています。

世界中で実践されるシェルハブ・メソッド

世界的には「Child’Spase」(チャイルド・スペース)と呼ばれています。チャイルド・スペースの実践されている国は28か国(2020年11月現在)にのぼります。またアメリカ・オランダ・オーストリア・アルゼンチン・イスラエル・ロシア・日本の世界7か国で指導者養成のトレーニングプログラムが開催されています(2020年11月現在)
※Child’Spase(チャイルド・スペース)には以下のような思いが込められています。

◎子どものペーズで:この子のペースで学ぶ。みんな違う成長・発達のペースを受け入れる。

◎子どものスペースで:発達に必要な環境を提供する。子どもが(身体的・心理的に)安心して過ごせる「居場所」になる。

◎子どもの宇宙で:子どもの内面の世界を大切にする。大人とはちがう・・・子どもの見て聞いて感じて、考えている世界がある。

◎子どもの遊びで:子どもは「全て遊びから学ぶこと」を大切にする

日本語では「スペース」を、空きやすき間とも訳すことができます。また、すき間は「遊び」とも言い換えることができます。だから・・・子どもが育つために必要な時間・空間・仲間そして遊びをシェルハブ・メソッドでは大切にしています。

シェルハブ・メソッドのレッスンを受けたい方・教師の探し方

今国内では50名ほどの有資格者がおり、全国各所の子育て支援団体などを中心に活動を行なっています。ご興味のある方は以下のリンクよりご自宅の近くで活動する教師を探すことができます。
全国の指導者紹介(シェルハブ・メソッド松江)

東京と近郊で教師をお探しの方へ!

東京都とその近郊でいつでもシェルハブ・メソッドを常設のスタジオで受けられるのは、2022年現在「り:はーと」のみです。当スタジオの代表・教師のたなかはシェルハブメソッド・フェルデンクライス・メソッドの両方の公認教師で、20年間以上、医療施設で理学療法士とした勤めた経験も持ちます。運動や発達に不安のある子どもの動きや感覚に的確に働きかけることで、順調な運動の発達を促し、身体的・知的な成長の可能性を高めるお手伝いを行っていきます。
詳しくは下の「レッスンの詳細」のボタンを押して内容をご覧ください。

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