■「手が不器用」「握力がつかない」
中学生
「手が不器用」「握力がつかない」という訴え
定期的にレッスンを受講
就学後は手に要求されるものはどんどん増えます!
■「力が入る!!」
レッスンを行なっていたときのこと・・・
目の前で指を見ながらいろんな形のグーを作って遊んでみると、
ある形になった瞬間!
あれ??「力が入る!!」と叫んだのです。
立ち上がり跳ね回りながら驚きを表現しています。
その後のレッスンは全力で綱引きをして終わりました。
綱引きはけっこう人気あります(笑)
■年齢には関係ない、動きはいくつでも再発見できる!
その日のレッスンは握り方の発達とその準備
(未分化で最大の出力を体験する)へ繋がりました。
握り方じたいは専門的には
「四指対立」「パイプグリップ」などに用いられる
「虫様筋でのMP関節屈曲」という手の機能を強調したかったのですが…
実際のレッスンでは、それを説明するわけではありません。
必要なのはやり方の説明よりも、いろいろな物の握り方を経験する機会そのものです。
よく見るとグーもパーもみんな個性的です!
また、それは大きくなってからでも追体験することが出来ます!
この時は、クライアントが自分自身の力で
手の繊細な分化を得る入り口に立ったことが
教師にとってただただ嬉しかったです^^