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子どもにはまず全身と目の関わりが経験される必要性があります。
子どもの目の力に不安を感じているご両親が増えています
子どものボール遊びやキャッチボール、サッカーなどを見ていて・・・自分の子どもは目に問題があるのかな?そんな不安をお持ちの・お父さんお母さんが増えています。
とても分かりやすいのは、例えば転がってくるボールを「じーっと」見ているだけで、自分の足元を通り過ぎて行ってしまってから慌てて追いかけて行ったり、バウンドするボールに体の動きを合わせることができないなどです。
実生活で実際に起こるケースとしては、エスカレータを怖がる、もしくはエスカレーターに乗れないといった場合です。
運動だけでなく、勉強にも影響する目の力
スポーツだけではありません。目の持つさまざまな力は勉強とも深く関係します。例えば授業に集中する力、本や黒板を読み書きする力などにも影響を与えています。
ネットで調べると「ビジョントレーニング」など、目の問題に関する情報はたくさん出てきます。しかし・・・子どもも大人も、人は目だけの動きで自由に物を見ている訳ではないのです。机上のドリルを見ながら目の練習をするよりも、その前に必要なことがあります。
目と体は神経的に統合している
例えば・・・止まっているのを見たまま動いてもそこを見続けること、動いているものを自動的に追いかけること、奥行きを感じること、体の動きを感じること、バランスを感じること、といった普段気づかないくらい当たり前な出来事は、全て目の力に由来しています。
目と体が一致すること、それは脳や脳幹という神経のレベルで起こるものです。でも最初から結びついて機能しているわけではありません。新生児期、つまり生まれたときは反射として目と体は同時に特定の方向へ動きます。まず乳児期に、動きの発達の中でその基礎を経験していきます。自己の成長と合わせて「見たいものを見る」のです。またその時期には、脳の成熟が同時に起こります。幼児期にはさらに、たくさんの遊びの中でこれらの結びつき(統合)を学びます。
目の機能を育てるということは?
体の動きと合わせて目を使うことが重要です!
興味深いことは「目の動き」は必ず体の動きと同時に起きて経験されます。そして人間の体の動きの学習は、「粗大な動き」から学ばれて、微細な動きの調節へと結びついていきます。だから机上の課題よりも先に、全身の動きと目の動きの関係を学ぶことが大切なのです。
り:はーとでは、大もとの土台となる「目と体、それを結び付ける脳の関係の向上」に役立つそんなレッスンを行なっています。
グラグラしないで、フニャフニャしないで安定した体や頭が・・・空間で自由に動かせるとビックリするほど、お子さんの見る力へのイメージが変わります。
スポーツだけではありませんよ!勉強する様子の変化にも気がつくかもしれません。
子どもの目の機能やその苦手さを心配しているお母さんは・・・まずは一度こちらのフォームよりご相談ください。
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