■お子さんの「目」とからだの関係から、ボールキャッチを考える。
キャッチボールが苦手なお子さんの中で
飛んでくるボールを見ると体が固まったように動くことが出来ない
そんな様子を見かけることはないでしょうか?
一般的には「ボールが怖い」「柔らかいボールからやってみる」
などのアイデアが一般的です。
では、なぜ「ボールが怖い」のでしょう?
それは、「動くものを見失う」からかもしれません。
「動くものを見続ける力」「体を動かしながら見る力」
この一見すると当たり前にしている見る力は
●2種類の目を動かす力(衝動性・追従性)
●目と首、そしてからだ全体の協調
大きくこの二つの機能に基づいています。
(さらには奥行きや動きの知覚など認知系も関わってきますが、今回は「体」との関係からお話しします)
「動くものを見続ける力」と「体を動かしながら見る力」・・・
これらが難しいと、飛んでくるボールを目の前に、体が固まってしまいます。
しっかりとボールを手に収めるためには、さらに「目と手の協調」も必要です。
じつは・・・
サッカーのボールを足元で止める。
縄跳びをとぶ。
これらの運動にも同様の目の力が必要です。
同時に本を読んだり、文字を書いたりすることとも深く関わってきます。
実際に、今回お話ししたような目の機能を苦手とするお子さんとレッスンをしていて感じるのは、
わずかな経験で大きな変化を示すことが多いということです。
ボールキャッチを始めとして、これまでに挙げたような
お子さんの運動の困難にお悩みのご両親はこちらのフォームよりご相談ください。
お子さんに必要な新しい発見を提供する学びを
お子さんが傷つく前に、できるだけ早く体験してほしい・・・そう願っています。