お母さんにこそ、「今」出来ることがことがあります。
スタジオに通われる2才ぐらいのお子さんとお母さん。
病院で「低緊張」の診断を受けており、療育にも通われてるとのことでした。
(もちろん今も続けています)
お母さんは療育中のお子さんの様子をみてて
ちょっと気になることがあり・・・
遠方にもかかわらず、り:はーとを見つけて下さいました。
低緊張の本質的な意味は・・・
重力に対して体を適応させることが難しいという意味です。
ヒトの脳には、重力の感覚を集めて
全身の筋肉に必要な「張り」を保つ機能があります。
上の写真は適切な筋肉の長さ(緊張)を保っているイメージです。
この状態でゴムを引っ張ると張力を感じるはずです。
次の写真は、筋肉(ここではゴム)がたるんでいる状態です。
するとゴムを引っ張っても「張力」はすぐには生まれません。
すると・・・体に動きが生まれない、だけではなく
筋肉を通じて感じる「自分の体が動く感覚」
もっと言えば、自分の体が「ここにある」という感覚!
これが得られにくくなるのでです。
レッスンでは、低緊張のお子さんの体中をうまくぎゅーっと圧迫して
筋肉の感覚を感じるようなタッチを行なっています。
お母さんが本当にびっくりするのは・・・
その時にお子さんの表情が
「ほぉ~」っと感覚に気づいた顔に変化するということ!です。
そして普段の療育よりもずっと集中している感じがするとおっしゃっていました。
実はこのタッチのやり方は
ちゃんと説明を受ければ、お母さん・お父さんでも安全に行うことが出来ます。
月1回の療育では足りないんです!
「今」このお子さんが必要としている体の感覚は
お子さんがこの世界を生き抜いていくために、まさに今必要な感覚です。
お子さんの将来のために!!
この記事をお読みになって私にも出来ることが…
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