強いストレスとからだ、そしてこころ

身体と感情は分けることが出来ない「ひとつの物」

身体に受けた強いストレス(怪我や痛みも含め)は
自身のこころにも影響を及ぼします。
それと同時に、自身のこころに大きな傷を負えば同じように身体にも
変調が現れます。
それは病院では分かってもらえないことです。

それは、こころを守るメッセージ

理性や意識よりもっと深いレベルで、私たちは「生きる」ことの欲求を持っています。
だから例え自分自身がそのストレスに気付いていなくても・・・
言葉や行動、身体を通じてそこから逃げたい、身を守りたいと
メッセージを発するのです。
Woman Closing Eyes
こころが殺されてしまわないために、
誰かに(自分を含めた)気付いて欲しいのです。
無関心を装ったり、「別に~」と目を背けるのも
自身の感情を動かせばつらい思いをするかもしれません。
大人なら考えないようにして、別の事に没頭したり・・・。
でも、逃げられない環境での生活を余儀なくされることもあるでしょう。
同時に、からだも声なき声を発しています。
それは呼吸や屈筋の緊張かもしれません。
何らかの痛みなのかもしれません。
それともこのこと自体が逃げ道になるかもしれません。
脳は運動も感覚も感情も
動きを制限することで自分を守ろうとしているのかもしれません。
だから自分のからだが発する声に耳を傾けないと、
本人自身が変調の原因に気付いていないこともあるでしょう。

感覚や動きに注意を傾ける

ストレスに接近し自身の感情に気付くのは膨大な労力と、
困難に正面からぶつかる、さらなるストレスを要求します。
だから動かなくなってしまった脳に、五感で感じる小さな動きや感覚を
探し始めてもらうのです。
再び動き出した脳は徐々に、どうやって生きぬくのか少しずつ考え始めます。
少しずつ力を溜めて、ストレスと立ち向かえるチャンスを
伺うのかもしれません。
その正体に気が付いて、とっとと逃げちゃうのかもしれません。
クライアントによってみんな違います。
でも、間違えなく生きています!
あなたがどんな選択をするとしても、その準備が整うのを待っています。
教師はあなたが新たな気付きを得て現実世界を歩いていけることを応援します。
宮里藍さんのブログ

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本当に自身の変化を実感することが出来ます。

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