多くの方がレッスンを受けた当日は
良く眠れると話されます。
違う目的で通い始めた個人レッスンのお客様が
もともと不眠があるのだが、このレッスンを受けた日の夜は
決まって良く眠れる！
そんな風におっしゃります。いったいなぜでしょう？
筋の緊張状態は脳≒中枢神経系の
活動状態と一致する
例えば・・・
柔らかいソファーの上に身を預ければ、自然と全身の緊張は解けて
リラックスします。
反対に綱渡りをしようとしたら、たちまち全身を異常に緊張させて
しまうにちがいありません。
筋肉の緊張状態は常に神経系によってモニターされています。それは
重力に対して自分のからだを支えるためです。
お互いに影響しあいながら、環境の変化に瞬時に適応しています。
不思議なことに一見楽なように見えてるゴロンと仰向けであっても
じつは私たちのからだは常に支える仕事をしているのです。
「最小の努力」が生み出す
経験したことのないリラックス
では、フェルデンクライスのレッスンを受けた場合はどうでしょう？
仰向けで寝そべって・・・
じっくりと自分自身のからだや動きに注意を傾けていきます。
それはまるで座禅のように自分の内面を見つめるような時間です。
教師の導く「最小の努力による動き」を探し続けているうちに
多くの方が「眠気」に襲われます。
このとき筋肉の緊張は自身にとって今までに経験したことのないレベルにまで下がります。
ここにどどまって、ただただ副交感神経が優位になった自身にひたってみるのも
興味深い体験かもしれません。
また、より動きながら自身を緊張させる「習慣」にさぐりをいれても良いかもしれません。
レッスン中に浅い眠りに入っていてもレッスンはそのままゆったりと続いていきます。
レッスンが終わったらその日はもうゆったりと過ごしましょう。
きっと穏やかな夜を過ごすことが出来ると思います。
これらの体験は自身のリズムになるまで定期的にレッスンを繰り返したほうが
睡眠と覚醒に関わる習慣を変化させる可能性があります。
まずは一度、本当に「脳が休む」体験をしてみませんか？
フェルデンクライスのレッスンは本当に楽に受け
変化を実感することが出来ます。
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