フェルデンクライスと赤ちゃんの発達の関係

フェルデンクライスの中に息づく「赤ちゃんや子どものこと」

 

フェルデンクライス・メソッドを形作る要素の中には

「赤ちゃん」、つまり人間の発達のことがたくさん含まれているといわれています。

 

 

では、具体的にはいったいどんなことがメソッドのなかに取り入れられているのでしょうか?

たなかは大きく2つの点だと考えています。

1、赤ちゃんの動きの発達

2、母子の関係と「注意の払われる」ことへの気づき

それではそれぞれについて考えていきます。

 

1、赤ちゃんの動きの発達

フェルデンクライスの土台になっているのは1000種類を超えるといわれる

ATMという動きの体験の蓄積です。

 

 

この中には非常にたくさんの赤ちゃんの動き、赤ちゃんが歩くまでに体験するさまざまなバリエーションの動きが含まれています。

 

 

教師はこのATMを4年間かけて、さらに卒業後も研鑽することで人間の動きの広がりーバリエーションを経験しています。

だから、教師はフェルデンクライスの土台として赤ちゃんの動きを、知らないうちにたくさん学んでいるのです。

だからフェルデンクライスの教師は、赤ちゃんがいましている動きを、自身の体験として追体験することによって学んでいます。

 

2、母子の関係と「注意の払われる」ことへの気づき

年齢に関係なく他人の脳に助けを借りて、ヒトは学ぶことができます。

赤ちゃんで言えば・・・

まず、母子関係のなかで赤ちゃんは

お母さんが私に関心を持っていることに気がつきます。

 

 

この「自らへ払われる注意」は自分自身と、

自分の周りにあるたくさんのことへの価値を赤ちゃんに教えてくれます。

 

⇒ここでの注意は「こらっ」の注意ではなく・・・「肯定的に自分にそそがれるまなざし」のようなものです。

 

例えば・・・

赤ちゃんがふいに「まんま」と音を発したときに、

お母さんが満面の笑みで「まんま」って言えたのね~と赤ちゃんに向かって発信すると

赤ちゃんの脳は、いま発した音、口の形には何かの意味や価値があるんだ!

ということに気が付きます。

この価値を保存して、再生することが「語」へと発展していきます。

 

 

フェルデンクライスの教師は、この肯定的な「注意」を

大人であれば、言語やHands ON(触れること)によって

赤ちゃんであれば、非言語(まなざしや表情、語勢、態度、模倣)によって

相手へ伝えています。

 

いかがだったでしょうか?

今後も続けて「赤ちゃんとフェルデンクライス」に関する情報を発信していきます。

(次回配信予定)⇒どんな赤ちゃんが、フェルデンクライスの対象になりますか?

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