体・筋肉の硬い赤ちゃんにできること!赤ちゃんの体が硬い・柔らかいということ(4/4)

(できるだけ早めに!)少しだけ手助けしてあげれば、ほとんどのお子さんはしっかり育ちます

 

これも大事なことは、赤ちゃんの体・筋肉の固さは多くの場合に病気などではないということ。

生まれてすぐから体の固い赤ちゃんもいます!

染色体の病気や小児麻痺の可能性がほとんどなかったとしても!です。

なぜなのか?

出生時の低体重、お母さんの母体内での姿勢などとの関係を主張している人もいます。

しかし、全ての原因があきらかになったわけではありません。

原因追求よりも・・・今とこれからの赤ちゃんについて考えてみると

この「赤ちゃんの体・筋肉の固さ」

最初にうちに少し手助けしないと、発達のじゃまをすることがあります。

なぜかというと・・・。

赤ちゃんにとって、体や筋肉の固さはいろいろな姿勢で「不快感」を生みます。

それがますます体を固くこわばらせるという悪循環へ。

例えば・・・

■首が動かせず、うつ伏せをいやがる

■お膝がお腹に近づくと・・・お腹がギュ~っと圧迫されたり、股関節が硬くて、体を丸めるのをいやがる

■両腕が体の前の方にいくと、背中の筋肉が引っ張られていやがる

だから、赤ちゃんの筋肉や皮膚は自由に動くくらいに柔らかいほうが

「赤ちゃんが楽」なのです。

そして、その楽さは赤ちゃん・・・ヒトの学びにほんとに欠かせないものなのです。

 

赤ちゃんだからこそ考える必要のある大人と違うこと!

オイルを使ってとか、マッサージとかでも緩みます。

お母さんにもできますし、これも赤ちゃんの体をやわらかくする助けになるでしょう!

ただ、機械的に筋肉を動かすだけだとすぐに戻ってしまいます。

なぜなら、今までに紹介してきた通り、体・筋肉の固さは「脳」の作っているものだからです。

とくに赤ちゃんの場合には、

自分の体の部分(例えば腕とか、手とか、脚とかといった)の存在に気がつき、

それが自分で動かせることに気がつくと・・・筋緊張は変化します。

だから、筋肉・皮膚・骨にある「感覚」に働きかけることで

「体のイメージ≒体の地図」をつくる助けをすると

そんなに強くモミモミしなくても、安全に簡単に体や筋肉は柔らかくなります。

この感覚は体の表面にある感覚よりも、もっと奥にあるので

浅い筋肉をもんだりや皮膚をなでるより

ポンポンと体をはたく(tapping)

体をムギュウと圧迫する(squeezing)

と振動や圧力を体の奥に伝えるほうが、より感覚が伝わります。

こうやって少し手助けしてあげると・・・

赤ちゃんは自分で気がついて

心地よい姿勢や動きの経験を自然と積み重ねていくことができます。

だから、できるだけ「早めに」学ぶ必要があるのです。

体の固さは極端でなければ、自然と緩んでいくことも多いです!

でも、6か月過ぎでも全然体を動かさない、極端に体を反らすなどの様子が見られたら

早めに一度ご相談ください。

「様子を見ましょう」はもったいないとたなかは思います。

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この「筋緊張」に関するシリーズ記事の最初⇒「そもそも筋緊張ってなに?」はこちらから

⇒体がこわばる・硬い赤ちゃんにできることの過去記事はこちらから


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