■子どどもたちの遊びの「ゲーム」と機械の「ゲーム」には明確な違いがあります。
ルールを作るのが『子どもたち自身』だということです!
機械のゲームは制作する大人がいて、その人たちが想像力を働かせて
素晴らしい作品としての「ゲーム」を作り上げます。
ただし・・・
子どもたちは決められた選択肢の中から、それを選んで遊ぶわけです。
もちろん新しいルールを作ったり、より楽しくするために
それを変えるなんてことは出来ないのです。
一方で「鬼ごっこ」や「トランプの大富豪」などのように
からだを使った遊びでも、テーブルの上でする遊びでも・・・
子ども同士が本来おこなってきた遊びとしての「ゲーム」では
ルールがどんどん変化していきます。
今まさにそれをしている最中でも相手との関係性の中で新しい決まりが検討され、
討論され追加されていくのです。
じつはものすごい高度なコミュニケーションをとっているのです!
だから、フェルデンクライスのレッスンの際も実は同じようにコミュニケーションを利用してお子さんの変化に働きかけます。
『ある道具でどうやって遊ぶかをお子さんと教師で考える』のです。
このことが、お子さんに
想像すること!
結果を想像して、そこから逆向きに手順を考えること(見通しをもつ)!
意見を伝え、相手の話を聞いて形を作ること!
これらの力を養います。
ゲームもいろいろ、出来ればいろいろな「ゲーム」をお子さんに
体験させてあげていきたいものです。
⇒子どもの運動、発達に関する記事はこちらからご覧頂けます