視覚と体の関係のふしぎ⇒イグノーベル賞<股のぞき効果>の研究

フェルデンクライスの効果を考える面白いニュースを紹介します。

「股のぞき効果と知覚の関係」

皆さん、下の写真のように遊んでいるお子さんを見たことがありますか?
実際にやってみると・・・
確かに少し見え方が不思議な感じがします!
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お子さんにはこんな「見え方」で遊ぶことも、たくさんの発達上の意味があります。
また、大人だって京都府にある「天橋立」では、「股のぞき」をして景色を楽しむ風習があったりします。
ところで・・・
つい最近、この股のぞきについてニュースがありました!
「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して贈られる、ノーベル賞のパロディである
イグノーベル賞の発表があり
そこで、立命館大学の東山篤規教授のチームによる
~「股のぞき」をするとものの見え方が変化する仕組みについて~の研究が知覚賞を受賞したのです。
ごくごく簡単に言うと・・・
単に視覚を上下逆さまにするのと、体を折り曲げて逆さまに見るのとでは
「感じる距離」や「見える物の大きさ」に違いがあるという。
ということを実験で示したんです!
また、その理由として
「視覚的な見た目よりも・・・
体の姿勢が視覚的な距離感や形の恒常性(変わらない)に与える影響の方が大きい」
と考えました。
これって実は、すごい研究ではないだろうか??
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今回、たなかがこのイグノーベル賞の<股のぞき>を紹介したかったのは、
フェルデンクライスのレッスンの後で
視覚的な感覚に変化を感じる人がかなりいる、と感じていたからです。

・明るく見える(輝いてたり)

・視界が広く見える

・帰りに歩いていると、同じ道なのにいつもは気づかない「何か」に気が付く

中には逆に視覚的な過敏が軽減するお子さんもいました。
そうか!!
体や姿勢に変化を生み出すことで、視覚に変化が起こるのは、事実なんだ!
モーシェ・フェルデンクライス博士は経験的に、この事実を知っていたのだと思います。
今回の<股のぞき>の研究を皮切りに
「身体と視覚」の関係がもっともっと研究されたら・・・
こちらの引き出しもますます膨らむなっと、楽しみになるたなかでした。