「自ら遊びを作る」ことが発達に良い影響を与える理由

このブログは「自ら遊びを作る!こんなレッスンの展開もあります」と一緒にお読みください。

■とても大事で、でも近年不足している「自ら遊びを作ること」

 
それでは前回の記事に続けて、「自ら遊びを作る」効能について考えてみましょう。
前回のように紙になんか書かないでも、実際には
お子さんたちはその場の流れの中で、アイデアを生み出し、イメージし、
一つの合意を作って、混然としたルールのなかで遊んでいます!
 
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時にはひとりひとり解釈が違かったり、感じるものも違うはず・・・
でも、そんなそれぞれのちがいを内包しつつ受け入れられるような、
寛容さ≒「おおらかさ」も身につけているのかもしれません。
「遊びを作ること」の発達への良い影響をまとめてみると・・・
 

■現在あるさまざまな情報を把握する。(物だったり、場所だったり、人だったり)
それらをいくつかのルールにまとめ(自分が楽しめる、勝てるように)構成する。

■その過程でゲームの様子や結果をイメージし自分がより楽しめるor勝てるように改変していく。
同時に安全・危険の判断をする。

さらに複数のお子さんたちで遊ぶ時は・・

■全ての項目に「他者」が加わり、関係性や結果についてよりイメージを膨らませる必要がある。

■そして、自分たちの「これが楽しい」ぶつけ合って・意見を言い合い、一つの合意を導き出していく。

つまり・・・考えることも、イメージすることも、友だちのことを考えることも、みんなで意見をまとめることも、「自ら遊びを作ること」の中に含まれているのです!!

 
一方で近年、これらを妨げると指摘させているものもあります。
これについては長くなってしまったので、次回続けて書こうと思います。

お子さんの遊ぶ様子を見ていてずっと気になることがある・・・

そんなお母さんは、まずこちらのフォームまでご相談ください。

遊びの意味や、注意してみていく点などについてお話しできると思います。