先天性股関節脱臼は学齢期に、どんなサポートが必要か?

このブログ記事は「先天性股関節脱臼は幼児期には、どんな注意が必要?」と合わせてお読みください。

■燃え尽きを防ぎ、今後の運動に支障を残さないため体のケアが必要な時期です。

学齢期(小学生・中学生・高校生)

 
学齢の時期はまさに青春まっさかり(笑)
お子さんたちは、体育に部活・趣味に・・・まるで自分の限界をはかり、それにチャレンジするように運動をしたいと思うでしょう。
運動会
保存療法の経過、発達の経過が順調であれば・・・
先天性股関節脱臼の基本的治療が終わり、表面的には自覚症状がなくなっていることも多いようです。
実は・・・
股関節のソケット側(臼蓋)はこの時期にくっついてひとつになります!
文献によって違いますが12・13~16才ぐらいだと言われています。
なので、この時期に一度整形外科で事情を話し、レントゲンをとってチェックしてもらうと股関節の形がどれくらいしっかりとしているか確認することが出来ます。
この検査で「臼蓋形成不全」の診断名がつくお子さんもいることでしょう。
(股関節に特に負担を強いるような運動が出来るかはここで、ある程度判断されるべきです)
そんなお子さんは、ストレッチしていて股が硬いな・・・と気が付いているかもしれません。
それでも多くは運動に支障がないでしょう。
 
ただし・・・
 
股関節に可動域制限がある分、激しい運動は周りの関節に負担をかけます。
腰がとくに多い印象ですが、膝・足や背中などにも表れます。

学生の時期に本当に心配なのは身体的に「燃え尽きて」しまうことです。

お子さんの今後の人生のことを思えば、ここがケアのポイントになります。
長い目で見ることはお子さんには難しい・・・
 
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「この瞬間に全力をつくす」のは青春なんだとすれば、長期の視点はご両親がサポートするべきです!

お子さんに将来悲しい思いをさせないために。
 

このときに必要なのはマッサージでなく、股関節の負担を減らす動き方や姿勢」を見つける支援です。

 
当スタジオでは、運動の中で一つの関節にかかる負担を全身で肩代わりすることで、お子さん自身にとって良い動きを探していく「フェルデンクライス・メソッド」を提供しています。
またそれに加え、理学療法士としての運動に合わせたトレーニングやストレッチ、それに動き方の自主トレを提案させて頂きます。
先天性股関節脱臼を恐れることなく、お子さんが自由にチャレンジできる。
そんなお手伝いをさせてください。
 

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